クロス・壁紙の張替え まとめ

リフォーム時に多いクロス・壁紙の張替えについてのまとめ

クロス・壁紙の張替え 種類

壁に使われる材料は漆喰や珪藻土、また昔から和室に使われていた砂壁など様々なものがありますが、クロスには大きく分けて素材別に4つのタイプがあります。

 

①ビニールクロス

クロスの中でも最も多用されています。他の素材に比べ安価で耐久性が高く清掃しやすいのが特徴。品質も安定しており色やデザインも豊富。塩化ビニールなどをおもな素材として使用しています。

 

②織物クロス

レーヨンや絹、麻などで作られるクロスです。ビニールクロスに比べると素材の違いもあり高級感、重厚感が感じられます。平織りや綾織りなどがあります。

ビニールクロスに比べるとホコリを吸着しやすいという特性もあり定期的にメンテナンス、お掃除が必要です。ホテル、美術館などのホールに使われたりします。

 

③紙クロス

パルプが原料の原紙にプリント加工やエンボス加工を施したクロスです。

和紙やケナフなどの非木材紙を原料としたものもあります。紙でできているためビニールクロスに比べ吸音性に優れながらも空気を通す健康に配慮された素材として現在利用する人が増えています。大抵が輸入の壁紙ですが、手すき和紙などのクロスもあります。

 

④その他のクロス

珪藻土を混ぜてつくる珪藻土壁紙や金属、ガラス繊維を原料とする壁紙、ポリエチレンなどの合成樹脂と天然木などを張り合わせた木質系のものなど様々な種類が存在します。それぞれに機能性の特徴があります。

 

特に素材へのこだわりがないのであればビニールクロスで好みの柄や色のものはあると思います。よく遠慮してしまう人がいらっしゃいますが、リフォーム会社さんなどに要望を言うといくつかサンプルを用意してくれますので遠慮なく思っていることは伝えましょう。